Pfälzer Saumagen(プフェルツァー・ザウマーゲン)

マインツでザウマーゲンをいただきました。地元プファルツの郷土料理です。
Sauはメス豚やイノシシを意味し、Magenは胃袋の意味です。豚の胃袋に、細かく切った豚肉あるいはソーセージの状態にしたもの、サイコロに切ったジャガイモ、玉ねぎのみじん切りを詰め込みます。風味付けにはピメント、タイム、マジョラム、ナツメグ、ローリエといったハーブが使われます。
詰め物をした後、沸騰していない程度のお湯で茹で、出来立てを食べるか、あるいは後で温め直して食べますが、その際厚めのスライスに切って、両面をフライパンで焼くことが多いです。焼くと香ばしさが出て美味しいです。付け合わせには写真の通り、ポテトやザワークラウトが定番ですが、この写真のマッシュポテト、とても美味しかったです。
これに合わせていただくのは、ワインの取れるプファルツならではの、リースリング、ヴァイスヘルプスト、ポルトギーザーなど、北部プファルツではビールがよく供されるそうです。私はお勧めワインリストから選んだドルンフェルダーのキュヴェを合わせましたがこれもよく合っていました。
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